これから、書くことは、すべて管理人の妄想ですので、「それは違う!!」とかの、ツッコミはご勘弁くださいね(笑)

「現在、プラントは地球軍及び、プラント理事国家との停戦協議に向け、準備を始めています。それに伴い、プラント臨時最高評議会は、現宙域におけるすべての戦闘行為の停止を地球軍に申し入れます。」

最終回、ラストのエンディングロールでこんな言葉とともに、SEEDは終わりました。
ここで肝心なのは、「戦闘行為の停止」という言葉です。
戦争の終結ではなく、戦闘の停止。
勝者もなければ、敗者もない。
つまり、連合、ザフトは、そのまま存続という形をとるでしょう。ただ、問題はザフトの側から、停戦を申し出たということ。立場的には、弱い立場に立たざるを得ません。
現実問題として、ザフトは停戦時には、ジェネシス、ヤキンドゥーエが壊滅、ザラ議長は死亡、イザーク母ちゃんも身柄を拘束され、指揮する人間もいません。また、ザラ議長の死亡が伝えられ、士気は最悪。
一方、連合側は、サザーランド、アズラエルが戦死、月からの応援の艦隊は半数がジェネシスによって沈められたものの、残りの半数の艦隊だけでも、プラントを制圧することは可能だったでしょう。また、おそらく核も搭載しているものと思われ、停戦を申し出たことは、ザフトを存続させるためにも、最良の手段だといえるでしょう。(ただ連合側にも、「まだ、秘密兵器があるかも?」という疑心暗鬼があったかもしれない)
ザフトには、自治権が与えられ、臨時最高評議会が納めることになります。(実質的には、連合の支配下になる)

この後、おそらく停戦条約が締結されることになるでしょう。ただ、その内容は連合の一方的なものになるであろうことは、容易に想像できます。
まずは、地球、宇宙に存在するザフト軍すべての武装解除。
元最高評議会のメンバーの拘束、戦犯追及。
Nジャマーキャンセラーなどの技術の公開(おそらく、アズラエルがフリーダム、ジャスティスの設計図を手に入れたときに、入手済みだとは思うのですが)。

ここで、ファーストの味付け。
停戦時、ザフト軍は主要軍事施設は、ほとんど連合に制圧されていたのですが、地球、宇宙の小規模な基地、海上、海中、ザフト本国の戦力は、わずかながら、残っており、一部部隊は武装解除を拒否、ゲリラとして抵抗を続けます。
「血のバレンタイン」以降の、血と憎しみの連鎖は容易に切れるものではなく、抵抗を続けるのは当然の結果といっていいでしょう。また、プラントの裕福な資本家などが、これらの部隊に資金、物資を提供して支援します。

ザフト軍は、連合の管理のもと、再編成されます。
ただ、所有宇宙艦、MSの数などは、大きく制限され、新規開発も停止されます。また、抵抗を続ける、旧ザフト軍残党の制圧にも、狩り出されます。(これには、連合でも、専門の特殊部隊が編成される。内容は、また次回に)

時代背景は、こんなところで、いかがでしょう?
次回は、登場人物たちの、その後と、MSについて。


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