「岸和田博士の・・・」とか、好きだったので、トニーたけざき氏が、ガンダムまんがを書くと、どうなるのだろう? きっと、下ネタばかりになるに、ちがいない。とか思っていましたが。
意外と、下ネタ少ない!?
アプローチとして、面白かったのが、TV版、映画版のコマ間のお話。

ガルマを守れなかったシャアが、ドズルから叱責を受ける場面。
映画版で、ハヤトがガンタンクから、ガンキャノンに乗り換える場面。

真面目に、読んでも納得できる内容です。

一番のオススメは

第14話その2、出撃ブライト・ノア

あの名場面で、ブライトさんが、あ〜んなことや、こ〜んなことしちゃいます。
気になる人は、買って読むように(笑)

追加で、もう1つ。
マンガの中で、劇場版で葬られた、Gメカ(Gファイター)に萌え萌えの、セイラさんのお話がありましたが、以前、電撃ホビーマガジンで、非公式のサイドストーリーが発表されたことがありました。
ジオなどをデザインしたり、ガンダムまんがを書いていた、小林誠氏の設定だったと、思うのですが、劇場版を連邦軍の公式フィルムとして捉え、実際には裏では、Gメカが使用されていたというもの。
「ソロモンエクスプレス」と題された、それは、Gメカは、核武装!!された対要塞戦仕様の兵器だったということ。
本来は、ジオン軍の要塞であるソロモンを攻略するために作られたもので、実際に、ソロモン戦では、モビルアーマー ビグザムを撃破する際に使用されたということ。
いくら、ガンダムが強いといっても、単機では、ビグザムは倒せんでしょう・・・ということで、結構、説得力はあります。
ただ、実際に、南極条約で禁止されている核を連邦軍が使用したと、わかれば、ジオン軍も報復で核を使用するはずですし、結局は先に撃ったほうが、立場が危うくなったりするわけです。

ISBN:4047136107 コミック 富野 由悠季 角川書店 2004/03 ¥609

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